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0001 焼き芋屋さん

 slothさんがログインしました。

 ハリネズミ:
 こんばんは。

 先輩:
 やぁやぁ、こんばんは~。

 sloth:
 こんばんは みんな居たんだ。

 ハリネズミ:
 僕等が既にログインしている事に驚いているみたいだね。
 それは、正しい表現としてはどうかと思うね。
 いいかい? 時計を見てみるんだ。何時を指している?
 君が、僕と同じ世界で生きているのならば、22時だと思う
 そう、22時までslothがログインしていない。
 これこそが異常な事態なんだよ。

 sloth:
 解ったよ。ウルサイ奴だな。俺が悪かった。

 先輩:
 おっと! ハリちゃん。
 君の気持ちはよく解るよ。私には、よく解るさね。
 だから、今回は、私に免じて許しておくれよ。
 今、タイピングしているステキな文章は、そっと削除してくれないかい?

 ハリネズミ:
 はぁ。先輩の頼みなら仕方ないですね。 良かったな。sloth。いや、世界一の怠け者。 

 sloth:
 俺は怠け者じゃない。ナマケモノだ。
 まぁ、いいや。
 それよりも、聞いてくれよ。
 俺は、今しがた帰ってきたんだ。そして、帰り道で大変な事が起きた。
 帰り道な。焼き芋屋さんの車が通ったんだよ。
 すると、録音なのか運転手のおっちゃんが喋っているのかは解らない。
 だけど、妙な事を言ったんだ。
「焼き芋だよ。 ふっくら美味しい焼き芋だよ。 ぼそぼそ美味しい焼き芋だよ~」
 ってな。おかしいだろう?
 ぼそぼそ美味しいって変じゃないか?

 ハリネズミ:
 なるほど。
 だけどね。君がどう疑問を感じたのか、詳しく説明するべきだね。
 そもそも、君は「ぼそぼそ」って言う言葉の意味を正しく理解しているのかい?

 sloth:
 ぼそぼそ喋る。だろ?

 ハリネズミ:
 実に嘆かわしい。それは、言葉の意味の説明としてどうなんだろう? 
 自分では何も思わないのかい?
 そうやって、最近の若者は言葉の意味を抽象的にしか捉えていない。
 時間をあげるよ。辞書で調べてきてごらん。

 sloth:
 おぉ・・・。ところで、お前は意味がわかるのか?

 ハリネズミ:
 当然さ。君と一緒にしないでくれよ。
 いいかい?
 そうだな。君の例えの場合の意味としては、「小さな声で話す」と言う意味だね。
 そして、焼き芋屋さんは、焼き芋を指して使ったんだよね?
 この場合は、「水分が抜けて美味しく無い」と言う意味として使われたと考えられる。
  
 sloth:
 そうか。お前は便利な奴だよ。

 ハリネズミ:
 まさか、調べなかったのかい?

 sloth:
 まぁ、今はそんなことは問題じゃない。だろ?
 お前の説明で、食べ物にも「ぼそぼそ」という言葉が使われると言う事は解った。
 だけど、やっぱり「美味しくない」という意味があるんだろ?
 おかしいじゃないか!

 ハリネズミ:
 そうだね。少しおかしいかもしれない。
 だけど、ぼそぼそと言うのはロシア語が起源なんだ。
 ボソミーレボソーヤ。
 これには、甘くてふっくらという意味もあるんだよ。

 sloth:
 そうなんだ。それなら、納得できるかもしれない。

 ハリネズミ:
 もちろん、ロシア語が起源なんて大嘘だけどね。

 sloth:
 この野郎……。

 ハリネズミ:
 悪く思うな。辞書で調べなかった君が悪い。
 そして、僕は前言を撤回すべきだね。
 多少、曲解してでも相手の伝えたい事を理解してあげるべきなんだ。
 つまり、水分が無い方が、焼き芋は美味しくなる。
 こう言うことなんだよ。

 sloth:
 そうなのかな?
 でも、俺は焼き芋の研究なんてした事は無いしな。
 う~ん。
 いや駄目だ。やっぱり、納得しかねるんだよ。
 先輩はどう思う?

 先輩:
 そうだね。ハリちゃんの言う通りかもしれないね。でも、そうじゃないかも知れないよ?
 sloth君。君は、何か大事な情報を伝え忘れているんじゃないのかい?
 例えば、周りがウルサくて良く聞こえなかったとか。

 sloth:
 あぁ~。言われてみれば、その焼き芋屋さんさ。
 凄い音割れしているスピーカーを使っていたわ。

 ハリネズミ:
 君という男は。
 いつもいつもね。どうして、大事な情報を省略するんだ。
 大した問題じゃないとは言え、君からの相談だと理解しているのかい?
 いいかい?
 僕等は、君の言葉からしか情報を得られないんだ。
 君のその性格のせいで、何回、無駄な時間と労力を費やした事か……。

 sloth:
 悪かったな。だけど、お前はそれが無くても、無駄に疲れる生き方をしていると思うね。俺は。

 ハリネズミ:
 君という男は、嫌味で終わらせないと気がすまないのかい?
 まぁ、四ヶ月も大人な、僕が引き下がろうか。
 その情報を加味すると、答えはもっと簡単だろ?
 いいかい?
「ほくほく美味しい焼き芋だよ」
 あるいは、「ほかほか美味しい」でも良いね。
 ただの、君の聞き間違いさ。

 sloth:
 う~ん。やっぱり、納得しかねるな。

 先輩:
 そうだね。
 おじさんは水分の少ない焼き芋に、自信があったのかもしれない。
 sloth君の聞き間違いかもしれないね。
 だけど、今日sloth君が話したって事は。
 その、焼き芋屋さんは、普段見かけないんだろ?
 確かめようの無い事実なんて、都合よく解釈してしまえばいいさね!
 特に今回のような時はね。
      
 sloth:
 そうだね。解らない事は前向きに考えないと!

 先輩:
 そうさね。人生はポジティブにね!

 ハリネズミ:
 そうかもしれないね。

 sloth:
 そうだ。俺は、きっとクラスの女子からモテモテに違いない。
 彼女達の気持ちは解らないから、前向きに考えてみた。
 そうだったんだ。
 俺はクラスのアイドルだ!
 なんか、こう考えると学校も楽しくなるな!
 そう言えば、そろそろバレンタインだ。
 いや~、モテル男は辛いよ、ってか。

 ハリネズミ:
 君は本当に馬鹿だ。

 先輩:
 いやいや、それでも良いさ。
 それで、学校が楽しくなるなら良いかもしれないね。
 勘違いして行動に移す。そして、現実と言うものを知る。
 うん。それも大事だよ。

 sloth:
 悪かったよ。そんなに責めるなよ~。

 先輩:
 うふふ。責めてなんかいないさ。
 ただ、やっぱり何事も程々にだね。
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